三国志に三国以外にも戦いがあったって知ってますか










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三国志と言えば、言わずと知れた有名な時代です。

ドラマや映画、小説、ゲームなど様々なジャンルで用いられるほど、今もなお人気の高い歴史の一つと言えるでしょう。

三国志と聞くと、魏、呉、蜀の三国の戦いがメインだと思っている人も多いかもしれません。

しかし、そんな訳はありません。



実は、この三国以外にも、たくさんの民族から侵略され、戦っているのです。

そこで、今回は実は知らない三国志の侵略について紹介したいと思います。




三国に特に深く関わりがあるのは、北方の異民族です。

奴らは幾度となく、三国に侵略を試みています。

中でも、魏が最も異民族に悩まされてきました。

その代表的な異民族には、教科書にも出てくる匈奴、鮮卑などがいます。



この匈奴は、魏の有名な政治家の娘を拉致したこともあります。

しかも、その娘を匈奴の王の妻にしてしまったのです。

その後に魏はちゃんと身代金を支払ったので、無事国に帰ることができました。




このようにありとあらゆる手法を使って、攻め入ろうとしていたんですね。

また、魏だけではなく、呉と蜀にも異民族は侵略をしていました。




まず、呉には山越、武陵蛮が、蜀には南蛮夷がいます。

この民族達も王が変わるたびに反乱を起こしては、呉や蜀を悩ましていました。

反乱だけならまだしも、三国の戦いの中に割って入り、他国に攻め入ろうとする軍を撃退したりもしてました。

おかげで、対処にはたいそう苦しんだそうです。




しかし、嫌なことばっかりではありませんでした。

なぜなら、ちゃんと友好関係を結んでいる民族達もいたからです。




例えば、三国の者が来た時には、最大限の料理を振舞っておもてなしをしたり、他の異民族を討伐する際に手伝ってくれた民族もいました。

それは、三国が戦いに明け暮れて、徐々に兵となる人口自体が減少していたことから、他民族を受け入れることで、人口減少に歯止めをかけようとしていたことが背景にあります。

そのため、三国は次第に多民族国家となっていくのですが、これが逆に三国時代が終わる原因にもなっているんです。




というのも、多民族を一つにまとめることはなかなか難しく、次第に反乱などが増えていったからです。

その結果、三国時代は終わり、五胡十六国時代に突入していくのです。