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三国志は歴史物語の中でも、特に人気が高く、ゲームや小説などでも数多く取り上げられています。 また、歴史の授業でも一度は誰もが学んでいる重要な事項です。 しかしながら、名前は知っていても、意外とその中身や具体的な戦いを知らない人は多いです。 とはいえ、太い歴史小説を一から読むとなると、大変ですよね。 そんな方へ、小説などを読まなくても簡単に分かるように、有名な戦いを一つ選んで解説したいと思います。 では、気になるその戦いですが、今回は段谷の戦いを取り上げます。 これは、中国の三国時代に起きた戦いの一つで、蜀の力が弱まっていることを印象付けた戦いでした。 まず戦ったのは、魏と蜀の二カ国です。 戦いが始まる前は、魏はこれまでの戦いでかなり痛手を負っており、とても蜀と戦える状態ではありませんでした。 しかし、このまま負けている訳にはいかないので、優秀な人材を将軍に立てました。 この将軍がとても賢くて、蜀が攻めてくることを察して守りを固めつつ、軍の強化も図っていました。 一方、蜀は鎮西の大将軍と手を組んで魏を一気に倒そうと目論んでいたのです。 しかし、当てにしていた鎮西の大将軍は現れず、その計画は魏の賢い将軍に全て見透かされていたので、逆に反撃されてしまいました。 まさしくその打ち破られた場所が段谷だったので、段谷の戦いと呼ばれています。 魏の方が弱いと見られていたのに、簡単に負けてしまったので、蜀は攻め入ろうとしていた長安などに行けなくなってしまったという訳ですね。 |